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HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT

HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT レビュー(1/4)

10万円を切るタブレットPC、HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT。
その使い勝手や性能を徹底レビュー。


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HP Pavilion Notebook PC tx2505/CTは、日本HPが個人・SOHO向けに販売するエンターテイメント・タブレットPCです。

10万円を切るコストパフォーマンスの高さとZEN-design "hibiki"を採用したデザイン性、DVD鑑賞に便利な"QuickPlay"機能やExpressCardスロット内に収納できるリモコンが付属しており、タブレットPCの直感的に使用できる操作性をホームユースで気軽に楽しめるノートパソコンとなっています。

10万円を切ってもパフォーマンスは良好


今回、レビュー用にお借りしたtx2505/CTは、CPUに「AMD Turion™ X2 Ultraデュアルコア・モバイル・プロセッサ ZM-80」を採用し、メモリも最大容量の4GBを搭載したモデル(CPUは他に「AMD Athlon™ 64 X2 デュアルコア・プロセッサ QL-62」を選択可能。また、メモリは1GB、2GB、4GBの中から選択)。

tx2505ct-003.jpg標準搭載された「Windows Vista Home Premium with Service Pack 1 (SP1)」が電源投入後1分10秒ほどでログオン画面が表示。
Windowsエクスペリエンスインデックスの基本スコアも一番低いサブスコアがゲーム用グラフィックスでスコアが4.0と、ハイコストパフォーマンスモデルといえでもパフォーマンスはまずまずです。

ハードディスクドライブは、160GB/320GBの2つから選べ、回転数は5400rpmとノートPCの中では高速なタイプを搭載しています。

インターフェースは充実


tx2505/ctはこれまでのtx2000シリーズと同じ充実したインターフェース類を装備しています。

前面にはヘッドフォン端子が2つ(一方はSPDIF対応)、マイク入力、他に無線LANのオンオフスイッチやリモコン受信部があります。
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背面には、2つのUSBポートのほか、モデムポート、セキュリティロックケーブル用スロットがあります。背面左側には放熱のための通気口(内蔵ファンによる熱排気)があり、左側面後方と合わせて2方向に送風されます。
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右側面には、Sビデオ出力端子、外部ディスプレイポート(ミニD-Sub15ピン)、拡張コネクタ、ネットワークポート(RJ45)、USBポートx1のほか、専用の電子ペンが格納されるホルダや、ディスプレイ部にはマルチメディアコンテンツを操作するためのメディアボタンが配置されています。
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左側面には、着脱可能なDVDスーパーマルチドライブ、ExpressCardのほか、メモリースティック・メモリースティックPro・xD-ピクチャーカード・SDメモリーカード・マルチメディアカードの5つのカードが読み書きできるメディアカードスロットが装備されます。
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HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT レビュー(2/4)

10万円を切るタブレットPC、HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT。
その使い勝手や性能を徹底レビュー。


自己主張するデザイン


tx2505ct-008.jpgZEN-design "hibiki"をまとった天板デザイン、天板と統一してデザインされ、金属のような光沢を持ったパームレストなど、最近のHPノートパソコンの自己主張の強いデザインが、個人・SOHO向けのタブレットPCであるtx2505/CTでも採用されています。

tx2505/CTの四隅は丸みを帯びたラウンドフォルムとなっており、手で持って抱えるように持つときにも比較的持ちやすくなっています。
A4サイズのモバイルノートPCとして持ち歩くとき、あるいはバックに入れて持ち歩くときにもスルリとバックに収めることができて扱いやすく感じました。

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ただその重さはスーパーマルチドライブ搭載時で2.1kg(構成により異なる)となり、A4サイズに収まるコンパクトなボディやラウンドフォルムによる軽快感を差し引いても、長く携帯するには少し重いようです。

家庭での使用の場合、普段は通常のノートPC形状でキーボード操作をメインにして画面上のボタンなど比較的大きなものを指で操作したり、のちに紹介するノートPCスタンドなどを利用して完全なタブレットPCとして活用するのが良いかもしれません。

フィールドではなく家庭や室内で利用するタブレットPC

tx2505ct-010.jpgtx2505/CTのスクリーンには光沢のあるペナブル・デュアルタッチ・カラー液晶ディスプレイが採用されており、明るい屋外や室外からの光が反射するような場面では、液晶の表示が見づらくなります。

こうした点からも、tx2505/CTはビジネスでの利用ではなく、家庭内でのタッチ操作可能なエンターテイメントPCという活用場面が見えてきます。

ホームユースでの活用はtx2505/CTで非常によく考えられており、電源のオン・オフからマルチメディアソフト(DVD鑑賞ソフトなど)の操作が可能なリモコンが付属しています。

リモコンはExpress Cardを利用しない場合は、そのカードスロット内に収納することができ、リモコンを別途形態する必要がありません。

また本体右側にも"Quick Play"に対応したコントロールボタンが集中して配置されていてDVD鑑賞には非常に便利。

12.1インチワイド液晶を搭載したモバイルノートとしては比較的臨場感あるサウンドが表現できるスピーカーの搭載も、ホームユースでは活用しがいのある仕様となっています。

左側面後方のExpress Cardスロットに格納可能なリモコン(左)。"Quick Play"対応のDVD&リピートボタン、コントロールボタン類は天板表側に配置され操作時はディスプレイ側面を"つまむ"ように押す(右)。
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ボリュームボタンはキーボード上部左側に配置(左)。ALTEC LANSING製のステレオスピーカーはディスプレイ下部に釣り下がるように配置されている(右)。
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Windowsや会員制サイトのログオンに利用できる指紋認証は画面左側。第1関節から指の先端まで、ゆっくりとなぞるようにして読み込みを行う(左)。画面上部にはWebカメラ。その左右にはステレオマイクが配置される(右)。
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HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT レビュー(3/4)

10万円を切るタブレットPC、HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT。
その使い勝手や性能を徹底レビュー。


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タブレットPCならではのスタイルフリーな使い心地


タブレットPCを初めて使う場合、気になるのは操作性です。
初めてだから戸惑うこともあれば、慣れない操作に不便さを感じることもあるはず。

ここでは普通のデスクトップパソコンやノートパソコンを普段使っている筆者が、タブレットPCに触れた10日間の印象をレポートしたいと思います。

いつものスタイルで使ってみる


タブレットPCだからといって普通のノートパソコンと同じように使えないわけではありません。ディスプレイを開いたタブレットPCは、なんら普通のノートパソコンと変わるところがなく、キーボードで操作したり、タッチパッドで操作したり、普通のノートパソコンとまったく同じ感覚で使えます。

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でもタブレットPCなら、もうひとつ操作性の幅が広がります。
大き目のボタンやウィンドウを横に動かしたいとき、マウスではなく指で押したりドラッグすることができるのです。

tx2505ct-018.jpg最近はインターネットを閲覧していても大き目のボタンが使われていることが多く、マウスカーソルではなく指で押したい気分にさせられます。

また、ワイドディスプレイを使っていると複数のウィンドウを重ねて開いていることが多くなり、邪魔なウィンドウを横にずらす、という操作をすることが結構あります。そんなときにもタブレットPCなら、画面から遠いマウスではなく、表示されているウィンドウに直接触れて移動することができます。

ペンでの操作には慣れが必要


タブレットPCならではの電子ペンでの操作はどうでしょうか。

文字の書き味は思いのほか良好。筆圧にも反応するのか"ハネ"の部分は徐々に細くなっている。書き間違えたり誤認識された場合は元の文字を消去する必要はなく、上書きすることで再入力できる。
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tx2505/CTはディスプレイの上に薄いタッチパネルを重ねたような形状をしています。
20万円以上するタブレットPCとコストパフォーマンスに優れたtx2505/CTとで、最も差を感じる部分はここかもしれません。

電子ペンで画面に触れたときに、まだ少し浮いているように感じるのです。
この"少し浮いている"感覚が、電子ペンで非常に小さなボタンを押したりするときに若干の不安を感じさせます。

使用環境に合わせてペン先の位置を調整できる「位置調整」や、手書き認識自動学習機能を使って自分に合った調整をしたり、あとは慣れでペン先の感覚をつかむようにしたいですね。

タブレットのプロパティ→位置調整タブでペン先の位置調整を行う(左)。コントロールパネル→Tablet PC設定→手書き認識タブで自動学習機能の設定が可能(右)。
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また、tx2505/CTはデュアルタッチ(電子ペンでも指でも操作可能)です。
tx2505/CTにはペン先がディスプレイに近づくと手で触っても反応しなくなる機能があり、誤動作を防いでくれるのですが、慣れないうちはペンで操作しようとしているのに誤って手を触れて反応させてしまうことがあります。

tx2505ct-023.jpgタブレットPCの操作に慣れないうちは、指での反応をオフにして電子ペンだけの操作にするなど、設定を調整することで使い勝手を良くすることができます。

筆者はMicrosoft Windows 3.1が日本で発売されたときに初めてマウスという道具を使いましたが、それまでのキーボードだけで操作できるパソコンと比べて不安定な感じがしたのを覚えています。
それと同じ"感覚"が、タブレットPCの電子ペンにはありますね。

"自分のもの"にするには、若干の時間を要するようです。

タブレットスタイルでの入力は、まさに"ノート"感覚


「ノートパソコン」という呼び名は、ディスプレイを閉じたときにノートのように持ち運び可能なことから付けられたのだと思いますが、タブレットPCをタブレットスタイルにすることで得られる操作感覚はまさに紙の"ノート"です。

この部分は動画にしてみましたので、その操作感覚を確かめてみてください。

tx2505/CTタブレットPC操作デモ(55秒)


右側面手前に格納されている電子ペン
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反対側は消しゴムとなっていて、ここで画面を押したりこすったりすることで文字やイラストを消すことができる(対応アプリケーションのみ)。
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タブレットPCでの文字入力の様子 スライドショー(17秒)


電子ペンを画面に近づけるだけで画面上にガイドポインタが現れるため、操作しやすい。
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画面の何も無いところを指で触れると画面上に小さなマウスが現れる。このマウスを操作して左右クリックやドラッグ動作を行うことができる。画面から指を離すことでマウスは自動的に消える。
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HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT レビュー(4/4)

10万円を切るタブレットPC、HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT。
その使い勝手や性能を徹底レビュー。


ここではタブレットPCの様々な活用方法を考えていきます。

タブレットPC + iMindMapならマインドマップを手書き感覚で


tx2505ct-035.jpg手書き感覚のマインドマップをパソコン上で描けることを目指して開発され、創始者であるトニー・ブザンが唯一公認しているマインドマップ作成ソフトである「iMindMap」。

このソフトはタブレットPCのキラーアプリケーションとなるか?

ということで試してみました。

「iMindMap+タブレットPCデモ動画」を見てもらえれば一目瞭然なのですが、これほどタブレットPCで活用しがいのあるアプリケーションというのも他にないかもしれません。

手書きマインドマップファンなら、この組み合わせでソフトウェアとハードウェアを思わず購入してしまうかもしれません。

ただ、惜しむらくは、iMindMapのテキストボックスで直接手書きパッドが呼び出せないことでしょう。
iMindMapはJAVAアプリケーションのため、Tablet PCの手書きパッドが表示されないのかもしれません。
デモ動画では、手書きのテキストを入力するために、画面サイドにある手書きパッドを引っ張りだして入力しています。

iMindMap+タブレットPCデモ(3分25秒)


画面表示切替は90度ずつ1回転する


tx2505/CTディスプレイ下部の画面表示切替ボタンを押すと、デスクトップが90度ずつ回転、2回押して180度、4回押すことで1回転します。

この動作は動画でご確認ください。

タブレットPC画面回転(16秒)


ノートPCスタンドを使って、タブレットPCをより使いやすく


tx2505ct-035.jpgメーカー純正のタブレットPC用スタンド「HP tx Series Notebook Stand」なら、tx2505/CTと統一されたデザインで見た目も良いのですが、市販のノートPCスタンドでもタブレットPCの操作性を高めることができます。

タブレットPCでウィンドウズの操作をするにしろ、DVD鑑賞するにしろ、スタンドを使えばディスプレイの高さも見やすい位置に調節することができます。

ノートPCスタンドでタブレットPC(34秒)


Windows Journalでメモをとろう


手書きの文字や図形を入力・保存することができる、タブレットPCの標準付属アプリケーションがWindows Journalです。
手書きした文字を後で投げ縄ツールで選択することにより、テキストに変換することができるので、急いでメモを取りたいときには有効なツール。

PDFなどを読み込んで背景として使うことにより、ドキュメントへ注意書きや思いついたことを書き加えたり重要な部分にアンダーラインを引いたりすることも可能。
作成したレポートの構成などに使えそうだ。

標準で付属するアプリケーションなので、タブレットPCを手に入れたらまず最初に使ってみたいツールですね。

タブレットPC with Windows Journal(31秒)


タブレットPCがTouchSmartPCに進化。
フリック、ローテイト、ピンチなどの直感的な指先の操作が可能になりました。
HP TouchSmart tx2 Notebook PC(2009年春モデル)について

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