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LUMIX FX01の思い出とLX3の魅力

d081014a.jpg初の28mm広角ズームモデル
LUMIX DMC-FX01


LUMIX FX01は、2006年3月に発売されたコンパクトデジタルカメラです。
当時としては珍しい28mm広角域からのズームレンズや手ぶれ補正を搭載していて、ライカファンだった私にも嬉しいLEICA DC VARIO ELMARITレンズを採用していました。

特にこのシリーズのブラックモデルは、表面がサラリとしたゴムっぽい素材で覆われており、すべり止めの役目をするとともに、さわり心地がよく、とにかく持ち歩くのが楽しいコンパクトカメラでした。

これまで2年半ほどの間、散歩や旅にとよく連れ歩いたものです。

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LUMIX DMC-FX01 F5.6 1/500 ISO80
はじめての海外ニューカレドニア。英語もろくに出来ないのに、公用語がフランス語で不安でたまらなかった。

d081014c.jpg
LUMIX DMC-FX01 F2.8 1/30 ISO80
安曇野はどこに行っても料理がおいしい。観光施設は多くないが、何度も行きたくなる場所。

d081014d.jpg
LUMIX DMC-FX01 F4 1/200 ISO80
清里の萌木の村。誘われて日帰りバス旅行で。あいにくの曇り空だがホワイトバランスを「曇天」にしたらいい具合に味のある色に。

d081014e.jpg
LUMIX DMC-FX01 F3.1 1/15 ISO100
都内のビルの高層階にあるお店の中から。富士山と東京タワー、三角ビルが一直線に並んでいる風景に感動して窓越しの一枚。

d081014f.jpg
LUMIX DMC-FX01 F2.8 1/8 ISO200
奥さんが旅先に持っていって撮った一枚。ISO200だがすでにノイズが目立っている。しかしそんなことよりもすごい建築物に感動。

進化するLUMIX FXシリーズ

FX01から始まったこのシリーズは、FX07,FX30,FX33,FX35と続き、現行のFX37までほぼ同じデザイン、レンズを採用していますね。

現行のFX37では広角域が25mmからとより広角になり、望遠側もFX01の102mmから125mmまでと強化されました。
CCDは1/2.5から1/2.3へと小幅ながら大型化を果たし、画素数も600万画素から1000万画素へと高画素に。
横顔を含む顔認識、動く被写体を追いかける追っかけフォーカス、手ぶれ補正に加えて被写体が動くものの場合はISO感度を上げてシャッタースピードを早くするインテリジェントISO設定など、機能は新しいモデルが発表される度に充実してきました。

唯一のボトルネックは画質か?

しかしLUMIXシリーズは、とりたてて高画質の写真が撮れるわけではないという弱点を持っています。
それはFXシリーズも、シリーズを通して現行モデルでも変わってはいません。

個人的には、ライカレンズは柔らかい諧調表現が得意で、モノクロなどで最も味のあるレンズであると感じられるので、カラー写真ではもっと派手な色合いが再現できるカールツァイスレンズを採用したSONYサイバーショットシリーズや、遠景が中心の風景写真でも十分な描写力のあるCanonのIXY、PowerShotシリーズなどの方が、画質面では有利なのではないかと思います。

旅カメラ=コンパクトなワケ

二人以上の旅ではあまりしませんが、一人旅ではその土地で出会った人に声をかけて撮らせてもらったりすることがたまにあります。

ホラ!
なんとなくその土地らしい顔した人って旅先にいるじゃないですか。

そんなとき、名所や観光スポットと同様に、その人も撮りたいって思いません?
私だけですか?

そんなときは「すみません、シャッター押してもらえますか?」って声をかけて一枚撮ってもらい、「ついでにアナタも!」って撮らせてもらいます(笑)
いや、パターンは色々ですけど。
観光地の方がそういうことはやりやすいですね。

とにかく、そういうことをする時に一眼レフだとダメなんですよ。
撮られる方は緊張するし、撮る方だって構えてしまって相手に緊張を伝えてしまうでしょ?

だからコンパクトカメラが手放せないんですよね。

一眼レフを向けられていい表情ができるのは、こんなモデルさんだけです。
d081014g.jpgd081014h.jpg
MINOLTA α7/TAMRON SP AF 90mm F2.8 MACRO/PROVIA100F
モデル撮影会にも2度ほど行ったことがあります。でも「撮らされてる」って感じがして窮屈なんですよね(^^;

次に選ぶなら・・・

写真の良し悪しは画質とかレンズの味とかでなくて、やっぱりそこに写っているドラマだと思うわけです。
そんなふうに言ってる僕が「買い替え!買い替え!」と叫ぶのも気が引けますが、普通に物欲はあるわけでして・・・(苦笑)

LUMIX FX37(現行機)

後継機であるコイツを選べば操作に迷うことはありません。
以前より重量が軽くなって持ち歩きやすくなったのはいいんですが、軽量化のためかスイッチ類の押し心地が頼りない感じがします。
しかしあいかわらずFX37のブラックは表面がすべり止めになっていて、他のコンパクトデジカメにはないアドバンテージになっています。


LUMIX LX3

ついにあのライカ社の超有名レンズであるSUMMICRONという名前が付いた明るいズームレンズを搭載しましたね。
実はLX2以前は画質面で「あきらめて(?)」いたのですが、思い切り倍率を低く抑えたことで、LX3は以前のそんなイメージを払拭しましたね。

レンズカバーの着脱が面倒という意見もありますが、LX3の真の魅力は「レンズを格納できないこと」にあります。
大口径レンズだから本体に格納できないのは我慢しなさい、というのではありません。
これだけ小さなコンパクトカメラなのにカメラとしての存在感があるのは、レンズとレンズを包み込む鏡胴がカメラの上に乗っかっているからこそなんです。

このカメラを手にしている人が目の前にいることを想像してみてください。
このカメラはとても小さく、その人の手の中に納まってしまいそうな大きさです。
もしかしたら胸ポケットからサっと取り出したのかもしれません。

しかしそのカメラを良く見てみると、本格的に写真を楽しむ人が持つような精悍な顔をしていました。
一眼レフみたいに職業カメラマンの持ち物みたいな感じではなく、かといって誰もが持ってるコンパクトカメラとも違う、雰囲気を持った個性的なスタイル。
持っている人のこだわりや、人を見る目の優しさ、景色を楽しめる大らかさ。
そんなその人の人柄までが伝わってくる気がします。

6枚羽根虹彩絞りなど、美しいボケ味を再現する大型レンズを搭載しているLX3。
本当に良いカメラ(しかも人を威圧しない)を持っているということで、旅先での出会いを映像に残す勇気をくれそうです。

ちなみにSUMMICRONレンズは現行品もありますが、1950年代にデビューしたこいつが往年のライカファンには有名ですね。
携帯に便利なようにレンズが沈胴式になっていて、撮影時に引き出して使います。
13枚の絞り羽が描く美しい曲線は、氷が溶けるようなボケ味を描いてくれました。
d081014j.jpg

d081014k.jpg
Leica M3/Summicron 50mmF2(沈胴)/Neopan ACROS 100
レンズのコーティング技術なんかなかった時代ですから、日差しの強い晴れの日よりも曇り空が大好きなレンズでした。

ちなみにα7もM3も今は手放してしまって手元にあるのはFX01だけです。
はい。思い切りました。

LeicaとPanasonicは技術提携していて、いくつかのモデルでPanasonicブランドとLeicaブランドの両方で同じデジタルカメラを販売しています。
当然Leicaブランドの方が値が張りますが、撮影素子がフィルムからCCDやCMOSに変わった今では、Leica発のカメラにこだわろうという気は起きません。

Let's Enjoy Your Photo Life

なんというか、こうして過去を振り返ってみると、やっぱり写真は楽しめることが一番ですね。
いいカメラと一緒にいい思い出を作って、何年かあとに振り返ってみる。
すごく贅沢な楽しみです。

この商品の詳細&購入ガイド
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