ノートン・インターネットセキュリティ2009ベータがリリースされたということで、早速インストールして試してみました。夏キャンペーンのデジタル一眼レフが欲しいからではなく、今度こそ「インストールしても生産性が落ちない」セキュリティソフトになったことを期待してです。
現行バージョン(インターネットセキュリティ2008、アンチウィルス2008、ノートン360Ver.2.0)は、Windows XP時代に導入したマシンだとインストールに数十分かかったり、起動時間やアプリケーションの起動、ホームページの表示などに多くの時間を必要としていました。
「前バージョンよりも高速化された」はずなのにもかかわらずです。
今度の2009はどうか?
製品版と違うプレビュー版ということではっきりしたことは言えませんが、インターネットセキュリティ2009ベータのインストールはものの数分で終わり、しかもコンピュータが起動して常駐ソフトが起動し終わり、スタートボタンが快適に押せるようになるまでの時間は前バージョンと比べて極端に短くなっています。
システムに対する「ゼロインパクト」を目標に開発されたというのは本当だったのでしょうか??
いえ、今度こそ本当に実現させたのでしょうか?
パソコンの起動時、Windows画面右下に常駐アイコンがタタタタタッと素早く表示される様子は見ていてすがすがしいです。
「いつになったらスタートボタンが押せるようになるんだ!?」
なんてイライラしながら待っていたのが嘘のようです。
ビジネスユーザーに朗報。サイレントモード。

社内のパソコン環境を統一して運用している大企業などでは、セキュリティを優先してセキュリティソフトの設定を厳しくしていることが多くなっています。
たとえば、毎日正午に必ずウィルススキャンが実行されるようにしている、とか、セキュリティソフトのAuto-Protectを解除できないように、もし解除できても5分以内で強制的に回復するようにしているとか。
これだけ見るとセキュリティ面で安心なので社員は大助かり、となるかというとそうではありません。
必ず困る社員が出てきます。
たとえばパワーポイントを使ってプレゼンをよくする人がいたとしましょう。
これまでのノートンはセキュリティの警告や確認・アップデートのための再起動の指示など、作業途中に様々なメッセージが表示されていました。
一日のほとんどをパソコンの前で過ごす人にとっては「俺の人生はウィルス対策のためにあるのか?」と思ってしまうほどです。
この調子でプレゼンテーションの途中に、やれLive Updateのアップデートのために一定時間内に再起動せよだの、「別に今じゃなくてもいいだろ!」と突っ込みたくなるようなハードディスクのスキャンだの、次々に言われたのでは仕事どころではありません。
私が、最も安全面で信頼のおけるノートンを全てのパソコンに導入してないのはこれが原因です。
これまでのノートンを入れると生産性がガクっと落ちてしまうのです。
前置きが長くなりましたが、今度のインターネットセキュリティ2009ではサイレントモードが追加されました。
サイレントモードをオンにすると、すべてのメッセージを表示させなくすることができ、指定した時間内はバックグラウンドで行われる活動(パソコンのレスポンスを極端に悪くするスキャンなど)が延期されます。時間指定はサイレントモードの開始時に行い、10分・1時間・2時間・3時間の4つから選べます。

設定画面を表示させなくても、タスクバーの右クリックで表示されるメニューからもオンにできるので、使いたいときにはすぐにサイレントモードを起動できます。

サイレントモードのオン・オフも自動化
また、サイレントモード内の「全画面検出」をオンにすると、フルスクリーンモードで稼動しているアプリケーションがあるときのみサイレントモードを自動的にオンにできます。
常に「全画面検出」をオンにしていれば、あなたがフルスクリーンモードでアプリケーションを使っているとき、セキュリティソフトにパワーを奪われることもなく、快適にパソコンを動作させることができるわけです。
プレゼンテーションも画面をフルスクリーンにして行いますよね。
これでもう、プレゼンをしているときに突然始まるシステムスキャン、更新ダウンロード、セキュリティ警告に煩わされずに済むわけです。
これで生産性アップか!?
サイレントモードを使用しない普段の状態でも起動速度はイーセットスマートセキュリティに匹敵する早さですし、ブラウザやアプリケーションの使い心地も非常によくなっています。
若干まだイーセットのほうがブラウジングは早い気がするときがありますが、ノートンのほうがより多くのチェックを行っているはずなので、この辺は弱点として見なくてもいい気がします。
これまでのバージョンでは「いくら安全性が高くても生産性が極端に落ちるんじゃなあ・・・」と二の足を踏んでいた人も、今度の2009は気になる存在であることは確かなようですね。
ノートン2009が発売開始になりました
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