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2008年7月 2日アーカイブ

パソコンの省エネを考える場合、省エネルギー設定やスリープモードの活用とか、コマめにディスプレイの電源を切るとかいう話になりがちです。

「パソコン環境快適生活」ではちょっと視点を変えて、パソコン利用の効率化によって省エネを実現する方法を考えてみたいと思います。

1.パソコンは使用方法に適したモデルを選ぶ。

ノートパソコンがデスクトップパソコンに比べて圧倒的に消費電力が低いからといって、省エネにはノートパソコンが最適だと一概に決めてしまうわけにはいけません。
ノートパソコンは消費電力に加えて省スペース性も要求されるため、デスクトップパソコンと比べると処理能力が低く抑えられているのが一般的です。

動画編集などの高度なスペックが要求される作業の場合、処理能力が2倍で消費電力が2倍のパソコンのほうが結果的に省エネになります。
もちろん使わないときは電源を切っているというのが条件ですよ。
仕事が速く終わる分、パソコンを使う際に電源が入っている周辺機器や照明・空調などの使用も抑えられるため、多くの点でメリットがあります。

逆に、インターネットでの情報収集や、思索作業、執筆などの作業が中心の場合は、ノートパソコンのような消費電力を抑えたモデルが適しています。

2.スクリーンセーバーは使わない。

スクリーンセーバーを使ってディスプレイをつけっ放しにしてあるパソコンがありますが、これでは省エネには全く貢献しません。
あまり凝ったスクリーンセーバーだとパソコンの消費電力を上げてしまう場合さえあります。
基本的にはスクリーンセーバーは使わず、モニタの電源を一定時間後に自動的に切る設定にしておきましょう。
パスワードロックが必要な場合は、シンプルな「ブランク」などのスクリーンセーバーを選び、さらにモニタの電源も切る設定にしておきましょう。

3.搭載メモリは余裕を持たせる。

パソコンに搭載してある物理メモリが足らないと、ハードディスクへの煩雑なアクセスが発生します。
その分、処理速度が落ちて仕事が長引くだけでなく、ハードディスク自体の寿命も縮めてしまいます。
Windows Vistaの場合、Windows XPに比べて非常に多くのメモリを必要としますが、すでに購入してしまったパソコンのメモリを一時的に増やしたい場合、Ready Boost対応のUSBメモリを検討する方法もあります。

4.軽いセキュリティソフトを使う。

パソコンの処理速度を遅くする原因の最も大きなもののひとつにセキュリティソフト(ウィルス対策ソフト)があります。
しかも、セキュリティソフトは電源のオンからオフまで常に働いています。
重いセキュリティソフトだと何かの操作をするたびにパソコンはフル稼働状態。
CPUもハードディスクも休む間がなく、冷却用のファンも回りっぱなし、なんてことにもなりかねません。
セキュリティソフトである以上、処理の軽さよりも安全性が求められますが、前回紹介したイーセットスマートセキュリティなどを検討する方法もあります。
私も実際に購入して使っていますが、週に一度行うようなハードディスク内のフルスキャン中もパソコンが快適に使え、起動直後でもすぐにアプリケーションが軽快に使えるため、仕事の効率も良くなっています。

5.ACPIキー(ウェイクアップ・スリープ・パワーOFF)付きのキーボードを使う。

パソコンの機種によってはこの種のボタンが元々付いているものがあります。
スタートメニューからの操作でもパソコンをスリープや休止状態にできますが、席を立つたびにスリープモードに移行させるのは面倒です。
席を立とうと既に腰を浮かしていたとしても、このボタンがあればポチっと押せばいいだけなので便利です。
私自身、押すだけでスリープモードに移行するボタンが付いたキーボードを愛用するようになりましたが、このキーボードを使いはじめてからスリープモードにすることが苦じゃなくなりました。
ACPIキー付き コンパクトキーボード

6.GTDで無駄を省く。


私もそうなのですが、やらなきゃいけない仕事ではなく、余計な作業で無駄な時間を過ごしてしまうことがあります。
たとえば受信メールを処理しているうちにそのメールに関連するサイトを見て回り、そうこうしているうちに数十分経ってしまうとか。。。
メールについては処理する時間を決められたタイミング以外に見ないようにするなどの工夫で、そのような無駄は省くことができますが、抱えている仕事が多すぎてやる気が起きず、そのためにパソコンの前で途方に暮れていたのでは、消費電力だけでなく、精神的に疲れてしまいます。
もし、抱えている仕事でストレスを感じたり憂鬱になるようなことが慢性化していたら、GTDの導入を検討してみましょう。

7.家族との時間を大切にする。

家族との時間を大切にする!?
もしかしたら本筋から逸れたように感じられるかもしれませんね。
パソコンの前で仕事をする時間が限られていれば、目の前の仕事に忙殺されて非効率的な環境に甘んじることをやめて、効率を上げるための意識が高まるものです。
いつも「時間がない!」と言いつつ、その割りに仕事が進まない感覚を持っている人は、一度仕事から離れて家族との時間の中に身をおいてみるといいかもしれません。

どんな高性能なパソコンも、高度なビジネスノウハウやタスク管理術も、あなたが楽しいと感じられるものでなければ絶対に役に立たないのですから。

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