2台目以降のパソコンを手に入れたときに問題になるメールの共有やブックマークの共有について、前回までに見てきました。
どちらもGoogleツールバーから直接アクセスできるGmailやブックマークを使うことで、複数のパソコン間でも別のパソコンであることを意識せず、非常に快適に操作できています。
優れた道具とは「使っていることを意識させない」ものだそうです。
そういう意味では、メールもブックマークも別のパソコンで同じように使えるということは、まさにこの条件にぴったり当てはまりますね。
さて、今回はメールやブックマークの次に問題となる、ファイル共有編です。
パソコンで作成した文書ファイルをはじめ、デジカメで撮影した画像データなど、パソコンの中には大切なデータがいっぱいです。
これらの中には外出先のモバイルパソコンで共有させたいものも含まれているでしょう。
今回は、それらのデータをネット上のオンラインストレージに保管し、自宅のデスクトップパソコンからも外出先のモバイルパソコンでもできるだけ同じ環境で使う方法を考えてみましょう。
「持ち忘れや紛失の心配のないオンラインストレージの利点」
データを入れて簡単に持ち運べるものとして、今はいろんな選択肢がありますよね?
SDカード、USBメモリ、ポータブルHDDなどなど。
しかしこれらのメディアを使ってデータ共有を行うと、意外と面倒だということに気づきます。
データを書き込んで別のPCに挿し、移動先のパソコンで読み込んで使う。
データを戻すときはまた書き込み、元のパソコンで読み込む。
メディアのデータを直接編集すれば手間は減りますが、紛失した場合のことを考えればバックアップくらいは毎回とっておかないといけないし、そもそも物質的に紛失してしまったらセキュリティ面で不安があります。
オンラインストレージでは紛失するという心配がないし、「持ってくるのを忘れた!!」なんて慌てることもないので、この点では安心です。
◎オンラインストレージの特徴
○紛失の心配なし
○持ち忘れの心配なし
×データ転送が低速
×扱えるデータ量が少ない
「まずはサービスを比較してみよう」
無料・有料を含め多くのサービスが存在しますが、今回は以下の2つを紹介します。
なぜこの2つを選んだのか?
それはこの2つのサービスが、他のサービスにはない以下のような利点を持っているからです。
1.無料で5GBの大容量!!「Windows Live Sky Drive」
マイクロソフトが提供する大注目のオンラインストレージ。
無料で使えるものとしては他のサービスを寄せ付けない大容量(5ギガバイト)を誇ります。
アップロードしたファイルは、フォルダごとにURLをつけてインターネット上に公開できるので、公開アルバムや配布ファイルの公開といった使い方が可能です。
もちろん他の人に見せたくないデータは自分だけが見れる設定にしてプライベートに利用することもできます。
ただし、ファイルのアップロードは他の多くのサービスと同様、ひとつひとつダイアログで開いてアップロードしていく形式のため、5GBという大容量を使いこなすにはある程度使い方を考えていく必要があります。
Windows Live Sky Drive
Windows Live Sky Driveのファイルアップロード画面

2.無料では20MBまでだが、唯一ネットワークドライブとして使える!!「マイキャビ」
@niftyが提供するサービス。会員でなくても無料会員登録すれば利用できます。
無料のままでは20MBと容量が小さく、容量を増やすには容量ごとに設定された月額料金を支払う必要があります。
しかし、「マイキャビ」は"ネットワークドライブ"として使えるため、他のサービスにはない便利さが売り物です。
パソコンに挿したSDカードや外付けハードディスクのように、エクスプローラー上での参照やドラッグ&ドロップでのコピーが可能なのは、この"マイキャビ"だけなのです。
複数のファイルやフォルダごとドラッグ&ドロップでコピーできる快適さは、一度使ったら病み付きになりそうです。
マイキャビ
マイキャビをエクスプローラー上でネットワークドライブとして表示した例。

今回は無料で使えてオンラインストレージの快適さを気軽に体験できる代表的なサービスを2つ紹介しました。
今回紹介した2つを実際に試せば、オンラインストレージのおおよそのイメージをつかんでいただけると思います。
2台目のパソコンをますます快適に使いこなす。
そんな日が近づいていますね。
関連ページ:複数のパソコンを快適に使いこなす(メール編・Outlook ExpressからGmailへの移行)
関連ページ:複数のパソコンを快適に使いこなす(ブックマーク同期編)
関連ページ:複数のパソコンを快適に使いこなす(ドキュメント編・Googleドキュメントを利用する)